ふたご座にある有名な「Eskimo nebula」。毛皮のフードをかぶったエスキモーの顔に見えます。中心星が鼻で眼も口もちゃんとありますね。見かけは木星の大きさくらいの小さな惑星状星雲です。距離は5000光年ということですから実際には0.3光年ほどに広がっている遠くの巨大な天体です。中心星は15等星で、1万年ほど前に放出生成されたガスが次第に広がってこの様に見えているのです。太陽も死期が近づくと同じようなガスの殻を作ると言われています。HSTの画像はこちらから。
撮影データ
2008年12月28日 00h17m 露出3分×1枚
25cmF6ニュートン コマコレF8 キャノンIOS Kiss X2 ノーマル
ISO400 三鷹 GNS26赤道儀 恒星時駆動
撮影地 自宅