撮影データ
2010年11月05日 23h34m〜
25cmF6ニュートン FL=1500mm
ST-7ME ケンコーL37+RGBフィルターセット
露出:L=5分×15枚 RGB各5分×6
MaxmDL、ステライメージ6
三鷹 GNS−26赤道儀 恒星時駆動
撮影地 自宅
彗星捜索家のシャルル・メシエによる彗星に見間違う天体のカタログリスト110個のうちの1番目の天体。おうし座にあり望遠鏡でも歪な形がよくわかります。その形からカニ星雲と呼ばれます。この天体は西暦1054年に現れた超新星の残骸として特に有名です。当時、昼間でも見えたというこの爆発星の放出したガスは1千年の時を経て拡散した姿を私たちに見せています。中心星は直径10kmほどの中性子星で33マイクロ秒の周期で電波やX線をパルス状に放出している。つまり1秒間に30回も高速回転している驚くべき天体でかにパルサーと呼ばれています。
距離6300光年 光度8.4等 視直径6′×4′(Wikipedia-2010)