毎年、12月16日は秋葉山山頂の秋葉神社本宮(上社)で火祭りの神事が執り行われます。遠州平野のどこからも眺められる高峯に鎮座するご神体は火防せの神として全国各地に信者を有し800余の末社を持ちます。火事を恐れた昔の人々は各所に秋葉神社を祀っていたのです。東京秋葉原の地名の由来もここにあります。火祭りの日は山頂の灯りが下界からよく見えます。この特別な日に望遠で山と星を写してみました。神殿前で奉納された手筒花火の煙がたなびいてまるで山が燃えているようです。緑の部分はライトアップされた秋葉杉の大木で、山を登る車のライトが見えています。透明度が良くて背後に星が写りました。日周運動の軌跡の星は7等星。地上高度3度です。
秋葉山−火祭りの夜
撮影データ

撮影日時  2009年 12月 16日 21時29分〜22時12分    80秒露出 2秒中断を連続32コマ合成
レンズ   トキナーATX 300mm F2.8  絞りF 4      ISO400
カメラ EOS KissX2 ノーマル機    三脚固定撮影
画像処理 フォトショップCS 
撮影地 浜松市浜北区天竜川河原
BGM =  machi sound collection
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